湯本香樹実 夏の庭 |
収録作品 ・夏の庭 |
〔お話〕 小学6年生の3人組。 死、というものを身近に感じない彼らは 人の死をみてみたい、と好奇心を抱く。 そこで目をつけたのが 近所の一人暮らしをする老人。 3人はその老人を見張る事にする、 死を見るために。 やがてその3人組に気づいた老人は憤慨するのだが・・ いつの間にやら 老人は3人組が来るのを楽しみに待つようになっていた。 同様に 3人組も老人の家を訪ねて色々学ぶ事になる。 3人組と老人にはいつしか友情が芽生えていた。 |
〔きっかけ〕 本屋さんでなんとなく手を取って。 〔感想〕 ・・読み終えて泣きました(ノ_<。) 1人の老人と、少年達との交流。 初めは仲が悪かった老人と少年ですが 老人から少年達は色々学び 少年達から老人は毎日の糧を・・ 糧と言うのはおかしいと思いますが 生きる気力、のようなものでしょうか。 人との触れ合い(会話) 悩み・・毎日が大変で 充実してると言うのは素敵だと思います。 「今」に不満を持ってる方にお勧めしたいです。 「毎日つまらないー」とか思ってる方 人生学ぶ事がたくさんです(><) |