手塚治虫
火の鳥 望郷編
収録作品
・望郷編
〔お話〕
人工爆発の為
地球から逃げ出したロミ(主人公)と丈二。

逃げ出した先は小さな星「エデン」。
そこで二人の新たなる生活を始める筈だった。
が、
エデンは捨てられた星、水も食料も他の人々もなく・・

丈二は水を掘り当てますが
事故にて命を断たれてしまいます。
1人エデンにて取り残されたロミ。

しかしロミには丈二との間に出来た
子供を身篭っていました。

エデンのたった一人の女王ロミ
そしてエデンの最初の市民にして、
最後の人間になろうであろう自分の子供

ロミは悩みやがて
自分が子供と結ばれて、次の子供を産めば
と考え付くのでした。

子供の成長を待つ為
冷凍睡眠室で静かに時を越えた眠りにつくロミ。

目覚めたロミを待つ運命は・・。


〔きっかけ〕
火の鳥の作品が好きだから。


〔感想〕
自分の子供と結ばれて子孫を繁栄させよう
と言う考えは凄いです。

遺伝を絶やしたくない本能的なものなのか
それとも、好きな人との子供だからこそ守りたいのか
色々思う事はありますが
私はロミは嫌いではありません。
ロミが子供と結ばれるのは1人だけではないのですが
子孫を残す為の女の子が産まれず
くじけそうで泣いてる姿を見るのは辛かったです(ノ_<。)

後半は子孫の話ではなく
「望郷編」と名前がついてますので
エデンから地球へ帰る話にかわります。
地球へ帰るまでの間
他の星へ立ち寄ったり、
宇宙の商人に出会ったりとちょっと面白いです。





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