倉阪鬼一郎 十人の戒められた奇妙な人々 |
収録作品 ・第一話 ナメクジは嘆く ・第二話 ロボットは怒る ・第三話 ユリアは笑う ・第四話 ライターは消える ・第五話 センイは喪失する ・第六話 ヴィーナスは歌う ・第七話 マックスは忍び寄る ・第八話 メゾンは崩れる ・第九話 ダイアリーは破れる ・第十話 メフィストは嗤う |
〔お話〕 戒律守りますか? 人間やめますか? 毎日の日常に何かしら不満を持つ人々。 その不満につけこんで宗教勧誘する助手。 勧誘され洗脳された人々は、 宗教を信仰し、1つの戒律を授かる。 やがてその戒律が 生活を縛り破滅への道へと進むことに・・。 |
〔きっかけ〕 倉坂氏の作品が苦手だけど どういうのを書いているのか知りたかったから。 〔感想〕 ブラックな笑いと恐怖、との事ですが 私はこの本は笑えませんでした・・。 笑えませんですが 戒律ってなんだろう? なんで10人なんだろう? で検索した結果 十戒、と言う言葉が出てきて 十戒を調べていくうちに 10話のお話+最後の皮肉な会話 の説明がわかりました。 これを読む前に十戒について読んでおくと (本の内容はどうあれ)面白いと思います。 ただ お話が全話登場する方は救われません。 (第七話くらいかなぁ、ましなのは・・) さらに キリストを崇高してる方は・・ これお読みになったらどう思うんだろう(−−;) |