トマス・ハリス レッド・ドラゴン(上・下) |
収録作品 ・レッド・ドラゴン |
〔お話〕 満月の晩に起きる一家惨殺事件。 グレアムは次の満月までに 犯人を突き止めようと奮闘する。 惨殺を繰り返す異常殺人犯。 時々手紙を送ってきたり 犯人を煽ったりするレクター博士。 異常殺人犯とは知らず彼(犯人)に惹かれて行く 盲目の女性。 彼女と知り合った時、 異常殺人犯の中の何かが崩れ去って・・・。 |
〔きっかけ〕 何かお勧めの本は?と聞いて すすめられたから。 〔感想〕 「羊たちの沈黙」で有名なトマス・ハリス氏の小説です。 レクター博士支持者って多いですね。 レクター博士が見れるの楽しみにしてたのですが ・・出番が少ない_| ̄|○||| レクター博士からの手紙は多いです。 上巻ではグレアムの犯人追跡の動き 下巻では犯人の深層心理について書かれてます。 上巻より下巻のが私は好き。 展開が面白いです。 上巻は・・流れがゆっくり目+主人公のグレアム 影がうす・・ごほごほ(−−;) でもグレアムは小説の中の人物ですが 妙に人間らしさが出てて好感が持てます。 調査官だから、主人公だから、と言う理由の かっこよさがなくどこにでもいそうな人♪ 下巻にての異常殺人犯の 心の葛藤がなんとも言えません。 盲目の女性と知り合い 相手を思いやっている一面と 相手を支配したがっている一面。 どちらが勝つかは読んで知ってくださいm(_ _)m 私が読んだのは小説ですが 映画化もされております。 映画は観ておりませんが 映画にするべき作品な気がします。 だって映像で観たら凄い面白そうなんだもん。 (ただ殺し方がひどいですが・・・) |