トマス・ハリス 羊たちの沈黙 |
収録作品 ・羊たちの沈黙 |
〔お話〕 女性を誘拐し皮を剥ぐ異常殺人犯バッファロゥ・ビル。 犯人の心理を得るため FBI訓練生であるクラリスは 殺人鬼であるレクター博士の元を尋ねる。 犯人についてヒントを与えるレクター博士。 次なる犠牲者 バッファロゥ・ビルに誘拐されてしまった 上院議員の娘キャザリン。 バッファロゥ・ビルの誘拐〜殺害までの日数は 殺人を繰り返すたびに短くなっていた。 クラリスはレクター博士からのヒントを用いて キャザリンを救う事が出来るのか・・。 |
〔きっかけ〕 何かお勧めの本は?と聞いて すすめられたから。 〔感想〕 シリーズ物。 レッド・ドラゴンを私は先に読みましたが レッド・ドラゴンより沈黙の方が すらすら読めたと思います。 展開が早いからかなぁ? レクター博士の出番が多いです。 犯人を知っているのに それを伝えず、でも遠まわしに ヒントを与えるレクター博士がかっこいい(*゜□゜*) ヒント以外にもレクター博士が靴について指摘するところや、 その他色々含みを持って遠まわしに言ってるとこが・・ やっぱりかっこよかったです。 (微妙に意地悪だとも思うけど好き♪) ただ グロいなぁ、と思う部分が多々あります。 グロい系は本当にダメ、と言う方にはお勧めは致しません。 最後辺りになるとハラハラします。 異常殺人犯 VS FBI関係のご本で ハラハラするのは私は面白い証拠だと思ってますm(_ _)m それだけ自分がその本に引き寄せられてる、と思うので・・。 海外の作品ですので訳してる方のせいもあると思いますが 主人公のクラリス(女性)の口調がかなり悪いです。 嫌いではないけど(苦笑) あと犯人が飼ってる犬の名前が’可愛い子ちゃん’と言うのは ちょっと受けました(笑) レッド・ドラゴンでは’噛みつき魔’って訳があったし なんか・・・もうちょっと綺麗な訳し方ないのかなぁ。 (いや、でもさっき言った通り嫌いでもないです・・。) |