ニコラス・スパークス きみに読む物語 |
収録作品 ・きみに読む物語 |
〔お話〕 病院で男性が、女性にある恋愛物語を読んで聞かせます。 それは読んで聞かせる男性と、病院にいる女性二人が 体験した恋の物語。 そしてお話を読み終わった後 献身的に女性の世話をして上げる男性。 女性は男性に尋ねます。 女性「あなたは誰?」 アルツハイマーにかかってしまった女性。 毎日の出来事を 眠るたび 忘れてしまいます。 アルツハイマーは記憶が退化するのみで対処法はない それでも 男性は、自分の事を思い出すかも、と夢想を抱き 毎日彼女に語りかけます。 |
〔きっかけ〕 図書館で見かけて題名が気に入ったから。 〔感想〕 最後 ポロポロ ポロポロ号泣でした_| ̄|○||| 最初〜中盤 二人の恋が成就するまで。 中盤〜終盤 年を重ね、病院での二人 にお話が変わります。 中盤までは恋愛描写が綺麗に描かれてます。 情熱的、と言う言葉が合うのかも。 終盤は・・・ 年老いた残酷さ、相手に対する切実な思い、 それが混ざり合ってます。 年をとっても相手を大切に思う気持ちと 体が不自由になってしまったもどかしさ。 アルツハイマーにかかってしまい 相手の事なんてもう忘れてしまっている。 現実はそうかもしれないけれど でも これを読んでいると愛の奇跡と言う物を信じたいし 奇跡が起こってほしい、と願ってしまいます。 図書館で借りたご本ですが 本屋さんできちんと購入決定です(*゜□゜*) |